ITパスポートを2012年以後に受ける人のために

ITパスポートの試験は、2012年度から、例外を除いて原則としてCBT方式で受けないといけません。
つまり、2012年からのITパスポートの受験者は、去年までの受験者とはぜんぜん違う受け方なんです。
受け方が変わるだけだったらいいですけど、あいにくとそうじゃないんですよね。

たとえば、2012年に入ってからITパスポートのCBTによる試験がまだいっぱい行われたわけじゃないですけど、 去年11月の、CBTとしてはいちおう第1回目の試験のときは、合格率が56.4パーセントもありました。
しかし12月には41.9パーセントに落ちちゃいました・・・これは、ペーパーテストだった時代と比べても かなり低い数値です。
2012年度のITパスポート試験を振り返っても、1月は42.3パーセント、2月は43.0パーセントと、 いまいちの合格率じゃないでしょうか。

年間で合計すると、合格率はこうなります。

 

受験者

合格者

合格率

2012年

62848名

25796名

41.0%

2013年秋

67326名

32064名

47.6%

2014年春

71464名

34215名

47.9%


実際に、CBT方式の試験を受けた人たちの感想を聞いてみたら、難しいという声があるそうです。
僕の弟も受けたんですけど、「試験のやり方が変わっただけかと思ったら内容を深く理解してくることが 大前提になったと思う」といってました。

まあ2012年はこれからITパスポート試験がどんどん行われるわけで、そのうち合格率が上がっていく可能性が ゼロだとはいえません。でも、去年までの常識にとらわれたまま受けに行くのは間違いでしょう (去年までの情報だけをキャッチして、簡単だと思ったまま受けに行く人が絶対に 巷にはいっぱいいる気がするんですけどね・・・)。
たぶんそれは時間の無駄です。

だいたい、ほとんどの人たちはCBT方式に慣れていないでしょう。
ペーパーテストだったら誰でも経験済みですけど、CBT方式で何10分も試験を受けていると、 無性に疲れてきたり集中できなくなってきたりするんですよ。僕は、ITパスポートの試験はCBTになる前に 合格してますけど、それとは違う目的でCBTがどんなものか体験したことがあるんでよくわかるんです。
たぶん、「CBTに変わってしまったから」というだけで、うまく解答できなくて ITパスポートに落ちる人がまだいっぱいいるだろうと思います。

慣れていない人たちは、IPAのサイトの疑似体験ソフトを使ったりして、慣れておいてから ITパスポート試験に臨んだほうがいいと思いますよ